米国株見通し:底堅い値動きか、前日大幅安で買戻しも

市況
2022年11月3日 14時01分

(13時50分現在)

S&P500先物      3,768.10(+8.4)

ナスダック100先物  10,941.60(+35.3)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は70ドル高。原油相場は失速し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

2日の主要3指数は大幅続落。終盤にプラスへ浮上する場面もあったが、大引けにかけて下げ幅を拡大し、ダウは505ドル安の32147ドルで取引を終えた。連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定は織り込み通りで、次回の会合で利上げ幅縮小が期待された。ただ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は引き締め休止の議論は時期尚早と述べると失望感が広がった。特に金利高でハイテク関連が売られ、下げを主導した。

本日は底堅い値動きか。足元で発表された経済指標で低調な内容が目立つものの、金融引き締めの長期化を嫌気した売りが続きそうだ。明日発表の雇用統計は前回から回復が一服する見通しで、景気の先行きへの懸念から景気敏感や消費などへの売りが先行。ただ、パウエルFRB議長は利上げ幅縮小の可能性に言及し、ハイテクなどへの買戻しが期待される。一方、ピークを迎えた決算発表で好業績の銘柄に買いが入れば相場を支えるだろう。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.