決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 大阪チタ、ＳＵＢＡＲＵ、三菱自　(11月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の11月1日から2日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　三菱自 <7211>

23年3月期の連結経常利益を従来予想の1200億円→1800億円(前期は1009億円)に50.0％上方修正し、増益率が18.8％増→78.3％増に拡大し、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　大阪チタ <5726>

23年3月期の連結経常損益を従来予想の24億円の黒字→39億円の黒字(前期は17.1億円の赤字)に62.5％上方修正した。

★No.3　ダイセル <4202>

23年3月期の連結経常利益を従来予想の485億円→590億円(前期は572億円)に21.6％上方修正し、一転して3.0％増益見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7211> 三菱自 　　　　東Ｐ 　 +22.22 　 11/ 2　　上期　　　274.25

<5726> 大阪チタ 　　　東Ｐ 　 +18.21 　 11/ 2　　上期　　　　黒転

<4202> ダイセル 　　　東Ｐ 　 +10.67 　 11/ 2　　上期　　　　1.36

<4902> コニカミノル 　東Ｐ 　 +10.53 　 11/ 2　　上期　　　　赤拡

<7518> ネットワン 　　東Ｐ　　 +7.63 　 11/ 2　　上期　　　 78.08

<7270> ＳＵＢＡＲＵ 　東Ｐ　　 +7.48 　 11/ 2　　上期　　　 96.76

<9010> 富士急 　　　　東Ｐ　　 +4.94 　 11/ 2　　上期　　　699.56

<5410> 合同鉄 　　　　東Ｐ　　 +4.92 　 11/ 2　　上期　　　　黒転

<8075> 神鋼商 　　　　東Ｐ　　 +4.76 　 11/ 2　　上期　　　 39.97

<6925> ウシオ電 　　　東Ｐ　　 +4.57 　 11/ 2　　上期　　　 77.58

<8242> Ｈ２Ｏリテイ 　東Ｐ　　 +4.24 　 11/ 2　　上期　　　　黒転

<3941> レンゴー 　　　東Ｐ　　 +3.89 　 11/ 2　　上期　　　-20.69

<6328> 荏原実業 　　　東Ｐ　　 +3.60 　 11/ 2　　　3Q　　　-33.23

<4403> 日油 　　　　　東Ｐ　　 +3.52 　 11/ 2　　上期　　　 17.27

<9351> 洋埠頭 　　　　東Ｐ　　 +3.04 　 11/ 2　　上期　　　 22.76

<3626> ＴＩＳ 　　　　東Ｐ　　 +1.52 　 11/ 2　　上期　　　 21.27

<4559> ゼリア新薬 　　東Ｐ　　 +1.29 　 11/ 2　　上期　　　 66.30

<6592> マブチ 　　　　東Ｐ　　 +0.98 　 11/ 2　　　3Q　　　 29.49

<3484> テンポイノベ 　東Ｐ　　 +0.98 　 11/ 2　　上期　　　 24.15

<7989> ブラインド 　　東Ｐ　　 +0.76 　 11/ 2　　　3Q　　　 -4.82

<5802> 住友電 　　　　東Ｐ　　 +0.38 　 11/ 2　　上期　　　　0.98

<5821> 平河ヒューテ 　東Ｐ　　 +0.27 　 11/ 2　　上期　　　 61.02

<9766> コナミＧ 　　　東Ｐ　　 +0.15 　 11/ 2　　上期　　　-28.95

<6622> ダイヘン 　　　東Ｐ　　 +0.13 　 11/ 2　　上期　　　 15.14

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。

「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース