エンビプロは大幅安、第1四半期営業益51%減で通期計画進捗率16%
エンビプロ・ホールディングス<5698>が大幅安となっている。同社は7日取引終了後、23年6月期第1四半期(7~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比51.2%減の3億8800万円となり、通期計画25億円に対する進捗率が15.5%にとどまったことが嫌気されているようだ。
売上高は同21.8%減の111億7400万円となった。資源循環事業は金属スクラップ価格の急落による在庫販売分の利幅の縮小に加え、主力工場の大型シュレッダーラインの1カ月程度の故障停止による取扱量の減少などから収益が悪化。また、グローバルトレーディング事業も自動車生産の減産などによる取扱量の減少などから苦戦した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。