レオパレスが一時16%高、9月中間期は一転最終黒字で着地へ
レオパレス21<8848>が急伸。上昇率は一時16%を超えた。午前8時30分、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績について、最終損益が従来の計画だった10億円の赤字から、一転して37億円の黒字となって着地したようだと発表。これを材料視した買いが集まった。前年同期比では5.7倍の大幅増益となる。
システム投資費用や将来に備えた物件メンテナンス費用が想定通りに消化されなかったことに加え、空室損失引当金の戻入れが発生。従業員の採用が計画に至らなかったことも販売管理費の抑制につながり、利益を押し上げた。通期の業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響や金融経済情勢の先行きが不透明であることを考慮し据え置いたが、今後修正が必要となった場合は速やかに開示するとしている。