ティラドが大幅反落、取引先減産の影響で上期営業利益は計画を大きく下回って着地
ティラド<7236>が大幅反落している。7日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算で営業利益が8億2200万円(前年同期比75.9%減)となり、従来予想の14億円を大きく下回って着地したことが嫌気されている。
半導体不足などによる取引先の減産の影響により、売上高が740億1500万円(同12.9%増)と従来予想の750億円を下回ったことが響いた。また、米国子会社の営業利益が、材料・部品費の高騰や人件費・物流費の増加により予想を下回ったことも影響した。
なお、23年3月期通期業績予想は、売上高1584億円(前期比18.6%増)、営業利益42億円(同16.7%減)の従来見通しを据え置いている。