多摩川HDがS高、東大での量子センサー向けマイクロセルの実証成功を材料視
多摩川ホールディングス<6838>がストップ高の水準となる前日比100円高の720円に上昇。その後、同水準でカイ気配となっている。7日取引終了後、宇宙の暗黒物質「ダークマター」の探索などが可能となる量子センサーに向け、同社が製作したアルカリ原子マイクロセルの実証試験に成功したと発表。これを材料視した買いが集まった。
東京大学での試験で得られた成果は今後、国内の学会で発表される予定。マイクロセルは従来のセルよりも計測時間を大きく削減できるなどの特徴を持つという。