日東工が大幅続落、23年3月期利益及び配当予想を下方修正

材料
2022年11月8日 10時40分

日東工業<6651>が大幅続落している。7日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を96億円から76億円(前期比12.0%減)へ、純利益を67億円から53億円(同19.8%減)へ下方修正し、あわせて期末配当予想を89円から52円へ引き下げたことが嫌気されている。

売上高は1450億円(同9.2%増)の従来見通しを据え置いたものの、原材料価格の高騰や輸送コストの増加などが利益を圧迫する。なお、年間配当予想は140円(前期50円)を予定している。

同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高656億100万円(前年同期比7.5%増)、営業利益21億7100万円(同44.4%減)、純利益16億9800万円(同35.2%減)だった。5G関連の案件減少によりシステムラックなどの売り上げは減少したが、コロナ禍の影響が徐々に緩和され設備投資に持ち直しの動きがみられたことから、主力の配・分電盤の売り上げが伸長した。一方で原材料価格高騰の影響を強く受け、利益は落ち込んだ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.