東海カが大幅続伸、黒鉛電極の市況反転など寄与し第3四半期営業利益59%増

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2022年11月8日 12時48分

東海カーボン<5301>が大幅続伸している。7日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高2463億3200万円(前年同期比33.1%増)、営業利益280億1500万円(同58.6%増)、純利益161億2100万円(同68.6%増)と大幅な増収増益となったことが好感されている。

黒鉛電極市況が前年の在庫調整から反転したことで、各拠点の受注・生産が正常化したことが貢献した。また、世界的な自動車タイヤ生産が堅調に推移しカーボンブラック事業が伸長したほか、韓国子会社の半導体製造装置向け高付加価値部材が全体を牽引したファインカーボン事業の成長拡大も寄与した。

なお、22年12月期通期業績予想は、売上高3050億円(前期比17.8%増)、営業利益350億円(同42.0%増)、純利益200億円(同24.2%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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