BEENOSはカイ気配のまま水準切り上げる、今期は最終利益急回復で過去最高更新へ
BEENOS<3328>が寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず、カイ気配のまま株価を上昇させている。越境EC事業を主力展開するが、投資事業にも力を入れている。8日取引終了後に22年9月期決算を発表したが、最終利益は前の期比87%減の2億1100万円と大きく落ち込んだ。しかし、これは投資事業の損失に絡むもので、越境EC事業の好調を背景にトップラインは同19%増の298億4600万円と大幅な伸びを確保している。続く23年9月期は売上高が前期比11%増の331億2000万円と2ケタ成長を継続、最終利益は前期比22.3倍となる25億8000万円を見込んでおり、一気に過去最高利益を更新する見通しとなった。これがサプライズとなり、投資資金の流入が加速している。