古河電はマド開け急騰、今3月期最終利益大幅増額でPERは8倍台に

材料
2022年11月9日 10時41分

古河電気工業<5801>がマドを開け急騰。きょうで3日続伸となるが、上げ足を一気に強め10.4%高の2630円まで水準を切り上げた。8日取引終了後23年3月期業績予想の修正を発表、最終利益を従来予想の140億円から210億円(前期比2.1倍)に大幅に引き上げた。これが投資資金の食指を動かした。

最終利益大幅増額については、米投資会社カーライル・グループ<CG>の投資ファンドが、同社子会社の東京特殊電線<5807>にTOB(株式公開買い付け)を実施することを発表したが、これに伴い同社が保有する東特線の全株式を売却した際の特別利益計上を織り込んだもの。増額修正後の最終利益から換算した時価予想PERは8.6倍前後となり割安感が際立つ。同社は有配企業にしてPBRが解散価値を4割下回る0.6倍程度にとどまっており、依然として上値余地の大きさが意識されている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.