東京株式(前引け)=反落、全般強弱観対立し狭いレンジのもみ合いに

市況
2022年11月9日 11時46分

9日前引けの日経平均株価は前営業日比44円95銭安の2万7827円16銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は6億4688万株、売買代金概算は1兆7820億円。値上がり銘柄数は1012、対して値下がり銘柄数は734、変わらずは90銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は強弱観対立のなか、日経平均は前日終値を挟み方向感なくもみ合いとなった。前日の米国株市場ではNYダウが300ドルあまりの上昇で3日続伸したことで、東京市場でもリスク選好ムードを引き継いだものの、目先利益確定売りや戻り待ちの売りが上値を押さえた。米中間選挙の結果を見極めたいとの思惑から、売り買いともにポジションを一方向に傾けにくい地合いとなっている。本格化している決算発表に絡み、好決算銘柄が買われる一方でコンセンサスを下回る内容の決算を発表した銘柄への売りも目立っている。値上がり銘柄数は1000あまりで全体の55%を占めた。

個別では任天堂<7974>が大商いをこなすも売りに押され、ダイキン工業<6367>も安い。ファーストリテイリング<9983>も下値を探った。INPEX<1605>が値を下げ、住友金属鉱山<5713>も売りが優勢。ジャムコ<7408>が急落、旭ダイヤモンド工業<6140>なども大きく売られた。半面、レーザーテック<6920>が断トツの売買代金で上値追い継続、ソフトバンクグループ<9984>も高い。東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>なども上昇した。BEENOS<3328>はストップ高、新日本電工<5563>、ジェイリース<7187>などが急騰した。カナミックネットワーク<3939>も物色人気。

出所:MINKABU PRESS

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