中西製がS高カイ気配、株主優待制度を導入へ
中西製作所<5941>がストップ高の1784円水準でカイ気配となっている。10日の取引終了後、23年3月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これが好感されている。毎年3月31日時点で1単元(100株)以上を保有する株主に対して、保有株数と保有期間に応じて1000~5000円分の「マックカード」を贈呈する。
同時に、第2四半期累計(4~9月)単独決算を発表しており、売上高138億8000万円(前年同期比3.7%減)、営業利益3億9900万円(同38.9%減)となった。世界的な物流網の混乱や部品の供給不足などの影響から納期が下期にずれ込んだ案件があり、従来予想の売上高150億円、営業利益7億8500万円を下回った。
なお、23年3月期通期業績予想は、売上高295億円(前期比1.9%減)、営業利益9億5000万円(同42.0%減)の従来見通しを据え置いている。