浜ゴムが後場に急伸、今期業績予想の据え置きで買い戻しが加速

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2022年11月11日 13時40分

横浜ゴム<5101>が後場に急伸。上昇率は一時9%を超えた。午後1時に発表した22年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算は、売上高に相当する売上収益が前年同期比33.7%増の6157億6400万円、最終利益が同23.4%減の332億8400万円だった。同業の住友ゴム工業<5110>が通期の業績予想を下方修正し、前日に同社株が急落したことを受け、浜ゴムの株価も前日は大幅安となった。通期の業績予想を据え置いたことに加え、通期計画に対する最終利益の進捗率は79%台に上ったことで業績の上振れ期待も膨らみ、買い戻しが加速した。

新車用タイヤは中国でのロックダウンの影響を受けながらも、自動車メーカーの挽回生産や北米での新規車種獲得による効果が業績を下支えした。市販用タイヤは国内では年初の冬用タイヤが堅調だったほか、北米や中国、アジアで販売を伸ばした。円安も収益押し上げに貢献した。

出所:MINKABU PRESS

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