東京株式(前引け)=目先利食い優勢に、ソフトバンクG急落の影響大

市況
2022年11月14日 11時48分

14日前引けの日経平均株価は前営業日比215円99銭安の2万8047円58銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は7億5251万株、売買代金概算は1兆9998億円。値上がり銘柄数は564、対して値下がり銘柄数は1195、変わらずは75銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は売り優勢の地合いとなった。米株高が続いていることは追い風材料ながら、日経平均は前週末に800円を上回る上昇をみせていたこともあり、きょうは目先利益確定の動きが表面化した。日経平均は前引け時点で、ほぼきょうの安値となっている。ただ、日経平均寄与度の高い一部の値がさ株の下げの影響が大きく、売買代金上位の銘柄をみても高安まちまちの展開となっている。そのなか、半導体関連株への買いが目立つ。プライム市場全体では約65%の銘柄が下落した。

個別ではきょうも断トツの売買代金をこなしているレーザーテック<6920>が堅調、東京エレクトロン<8035>も続伸。ファーストリテイリング<9983>が買い優勢となったほか、資生堂<4911>も物色人気に。アシックス<7936>が急騰、平田機工<6258>はストップ高に買われた。ラクス<3923>も活況高となった。半面、売買代金2位となったソフトバンクグループ<9984>が急落して日経平均を押し下げている。オリンパス<7733>が大きく下げたほか、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>も軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない。ツバキ・ナカシマ<6464>、ミルボン<4919>などが急落した。

出所:MINKABU PRESS

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