イード---1Q増収、クリエイタープラットフォーム事業が堅調に推移

材料
2022年11月15日 18時08分

イード<6038>は14日、2023年6月期第1四半期(22年7月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.1%増の13.51億円、営業利益が同10.4%増の1.40億円、経常利益が同16.0%増の1.38億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.3%減の0.89億円となった。

クリエイタープラットフォーム事業(CP事業)の売上高は前年同期比11.4%増の12.22億円、セグメント利益は同38.5%増の1.19億円となった。2023年6月期第1四半期に、事業譲受によりビジネスパーソン向けのメディア「決算が読めるようになるノート」等3つのサイトの運営を開始した。また事業開発により映像業界向けの新ビジネスメディア「Branc(ブラン)」事業の運営を開始し、事業拡大を図っている。2023年6月期第1四半期におけるネット広告売上は、アフィリエイト広告及び提案型広告が好調を維持し、同15.6%増の4.33億円となった。また、2022年6月期第4四半期において事業取得した「JTOPIA」事業及び2023年6月期第1四半期において事業取得した「決算が読めるようになるノート」事業などの貢献等によりデータ・コンテンツ提供売上は同12.6%増の4.75億円となった。システム売上は、オウンドメディアの受託開発が好調で、同15.0%増の1.90億円となった。一方で出版ビジネス売上は、前年同期比2.5%減の1.36億円となり前年同期とほぼ横ばいの水準となっている。

クリエイターソリューション事業(CS事業)の売上高は同26.9%減の1.28億円、セグメント利益は同48.4%減の0.21億円となった。リサーチソリューション及びECソリューションとも、前年同期と比較して、粗利率の高い大型案件の受注が少なく、売上高、営業利益ともに減少となった。

2023年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.6%増の60.00億円、営業利益が同14.4%増の7.30億円、経常利益が同14.4%増の7.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.9%増の5.00億円とする期初計画を据え置いている。

また、期末配当については、連結株主資本配当率(DOE)1.5%を目安に配当を実施する方針のまま、引き続き未定としている。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.