東京株式(前引け)=反落、半導体関連など利食い優勢に

市況
2022年11月17日 11時51分

17日前引けの日経平均株価は前営業日比112円72銭安の2万7915円58銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は5億4024万株、売買代金概算は1兆4759億円。値上がり銘柄数は1229、対して値下がり銘柄数は537、変わらずは68銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場はリスク回避の売り圧力が強まり、日経平均は下値を試す展開となった。前日の米国株市場では、小売り関連株の一角やハイテク株に売りがかさむ地合いとなり主要株価指数が揃って下落、ナスダック総合株価指数の下げが大きくなった。東京市場でもここ相場を牽引してきた半導体関連株などが利食われる展開となり、全体指数を押し下げている。一方、10月の訪日外国人数が大幅に伸びたことを受け、インバウンド関連株などを買い戻す動きを誘発し、相場を下支えする形となった。

個別では、きょうも群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>だが、株価は急反落となった。このほか、東京エレクトロン<8035>、ローム<6963>なども安い。SUMCO<3436>、信越化学工業<4063>なども売りに押された。三井物産<8031>も安い。日医工<4541>が急落、サイボウズ<4776>も大きく売られた。半面、三井住友フィナンシャルグループ<8316>が堅調、日本郵政<6178>もしっかり、武田薬品工業<4502>も上昇した。ハウスコム<3275>が値上がり率トップに買われ、リブセンス<6054>も活況高。エアトリ<6191>、新日本電工<5563>なども物色人気。

出所:MINKABU PRESS

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