豪ドル週間見通し:底堅い展開か、利上げペース加速の可能性残る

通貨
2022年11月19日 15時05分

■強含み、豪準備銀行による大幅利上げの可能性残る

今週の豪ドル・円は強含み。豪準備銀行(中央銀行)の11月理事会議事要旨で、「状況に応じて利上げ幅を再び拡大する可能性も排除しない」としたことが注目され、豪ドル買い・円売りが優勢となった。10月雇用統計の改善や米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースをめぐり、米ドル買い・円売りが週末前に再拡大したことも影響したようだ。取引レンジ:92円82銭-94円66銭。

■底堅い展開か、利上げペース加速の可能性残る

来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の11月理事会議事要旨では、政策金利について「状況に応じて利上げ幅を再び拡大する可能性」と「必要となれば一定期間据え置く用意」が示された。10月雇用統計の改善を受けて、豪準備銀行の追加利上げは必至との見方になっているが、失業率の水準は中銀見通しの範囲内であり、利上げ幅の拡大につながるか不透明な状況にある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・22日:ロウ豪準備銀行総裁講演

予想レンジ:92円50銭-95円50銭

《FA》

提供:フィスコ

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