株価指数先物【昼のコメント】 FOMC議事要旨を通過し、ヘッジを緩める形でのショートカバーが優勢

市況
2022年11月24日 12時13分

日経225先物は11時30分時点、前日比320円高の2万8440円(+1.13%)前後で推移。寄り付きは2万8370円と、シカゴ日経平均先物(2万8345円)にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まった。寄り付きを安値にリバウンドが強まり、現物の取引開始直後には2万8500円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は2万8440円~2万8500円辺りのレンジを継続。終盤にかけてポジション調整により、ややレンジを下回って推移している。

日経225先物は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、大半の当局者が利上げペースを緩める必要があるとの認識を示したことが明らかとなったことで、ヘッジを緩める形でのショートカバーが優勢だった。

なお、前場の上昇でボリンジャーバンドの+2σを超えてきたため、過熱感が警戒されてくる。リバランスに伴うショートカバーにより底堅さは意識されるものの、積極的なロングの動きは手控えられそうだ。なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.04倍に低下する場面も見られた。10月の安値水準まで低下しており、TOPIX優位の状況である。リバランスを狙ったNTロングは入れづらいところだろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.