東京株式(大引け)=100円安と4日ぶり反落、米休場で方向感に欠ける

市況
2022年11月25日 15時41分

25日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反落。前日は米株式市場が休場だったこともあり、方向感に欠け見送り気分が強かった。

大引けの日経平均株価は前日比100円06銭安の2万8283円03銭。プライム市場の売買高概算は9億9915万株と薄商い。売買代金概算は2兆3753億円となった。値上がり銘柄数は1019と全体の約56%、値下がり銘柄数は728、変わらずは89銘柄だった。

前日の米株式市場は、感謝祭の祝日で休場だった。このなか、この日の東京市場は出来高が細るなか、全般相場は軟調に推移した。寄り付きは小幅高でスタートしたが、ほどなくマイナス圏に転じ、後場にかけ上値の重い展開となった。週末要因に加え、市場参加者も限られ積極的な売買は手控えられた。主力のハイテク株は高安まちまち。中小型株はしっかりで、東証マザーズ指数は続伸し一時、4月上旬以来となる800ポイントに乗せた。

個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>や任天堂<7974>、ソニーグループ<6758>が安く、ファーストリテイリング<9983>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が値を下げた。塩野義製薬<4507>が軟調、電通グループ<4324>や三菱商事<8058>、キーエンス<6861>、リクルートホールディングス<6098>が売られた。

半面、レーザーテック<6920>やソフトバンクグループ<9984>が高く、日本郵船<9101>や東京海上ホールディングス<8766>が値を上げた。みずほフィナンシャルグループ<8411>やりそなホールディングス<8308>がしっかり。タカトリ<6338>やサイバーエージェント<4751>、神戸物産<3038>など個別材料株が買われた。アミタホールディングス<2195>やキャンバス<4575>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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