トランスGがしっかり、子会社が東大とACE2エクソンヒト化マウスを用いた受託研究契約を締結
トランスジェニック<2342>がしっかり。1日の取引終了後、子会社安評センターが東京大学とACE2エクソンヒト化マウスを用いた受託研究契約を締結したと発表したことが好感されている。
今回の契約締結は、東京大学大学院薬学系研究科付属創薬機構の小島宏建特任教授らのグループの研究費申請が日本医療研究開発機構BINDS事業のプロジェクトとして採択されたことを受けて締結したもの。同プロジェクトでは、新型コロナウイルスの感染に必要な受容体であるACE2に対する薬効効果を同社開発のACE2エクソンヒト化マウスを用いて検証し、新型コロナ感染症治療薬を開発することを目的としているという。なお、同件が23年3月期業績へ与える影響は軽微としている。