ニトリHDが続伸、円高進行で業績下振れの懸念が和らぐ
ニトリホールディングス<9843>が続伸している。外国為替市場では1ドル=135円台までドル安・円高が進行している。円高メリット株と位置付けられるニトリHD株に対しては、業績の下振れに対する警戒感が和らいだとの受け止めが広がり、売り方の買い戻しを誘発したようだ。
同社が9月に発表した23年3月期第2四半期累計(2月21日~8月20日)の連結決算は、最終利益が前年同期比4.5%減の514億6200万円だった。急速な円安により、仕入れや在庫に関するコストが増加した。