NY為替:米11月ISM非製造業景況指数が予想外に上昇、長期金利上昇でドル買い再開

通貨
2022年12月6日 7時17分

5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、135円00銭から136円86銭まで上昇し、136円78銭で引けた。米10月製造業受注や11月サービス業PMI改定値が予想を上回ったほか、米11月ISM非製造業景況指数が悪化予想に反して改善、さらに、ウォールストリート・ジャーナル紙のFedウォッチャーが利上げ減速も、賃金の上昇でFRBが来年も利上げを継続し、現在織り込まれている以上に金利を引き上げる可能性に言及したため長期金利上昇に伴いドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは、1.0595ドルまで上昇後、1.0480ドルまで下落し1.0491ドルで引けた。マクルーフ・アイルランド中銀総裁が12月理事会での0.5%の利上げの可能性が強いが、0.75%の利上げの可能性も除外しなかったため一時ユーロ買いが強まった。その後、米金利上昇に伴うドル買いに押された。ユーロ・円は143円00銭から143円62銭まで上昇。日欧金利差拡大観測にユーロ買いが優勢となった。ポンド・ドルは、1.2320ドルから1.2162ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.9340フランから0.9436フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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