決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】 … コーセーRE、スバル、ナ・デックス (12月2日~8日発表分)

特集
2022年12月10日 15時00分

―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 コーセーRE <3246>

23年1月期の連結経常利益を従来予想の14.1億円→17.8億円(前期は12.7億円)に26.7%上方修正し、増益率が11.0%増→40.6%増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2 ナ・デックス <7435>

23年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比41.8%増の11億円に拡大し、従来予想の8.4億円を上回って着地。

★No.3 スバル <9632>

23年1月期の連結経常利益を従来予想の40.9億円→47.5億円(前期は44.5億円)に16.2%上方修正し、一転して6.9%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<3246> コーセーRE  東S   +6.26   12/ 8   3Q   -15.29

<7435> ナ・デックス  東S   +5.20   12/ 7  上期    41.83

<9632> スバル     東S   +0.88   12/ 8   3Q    28.79

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。

「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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