【今週読まれた記事】日本株“上値解放”の蓋を開ける2つのカギ

特集
2022年12月10日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は12月3日から9日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

日経平均株価は前週末比123円高の2万7901円と反発。週を通して決して良くはない地合いのなか2万7500円ラインを堅持し、年末高への期待を感じさせる相場となりました。カギとなる米国の利上げとインフレ懸念について、<相場観特集>で見通しを伺った松井証券 投資メディア部長 シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏は「米国のインフレは既にピークアウトしている」と見解を示し、「米国株市場はこれまで上値を押さえる最大の材料となっていた要因から徐々に解放」されると予想しています。

米国株が上値を目指すとすれば、追随する日本株も上昇気流が期待できます。ただ、問題となるのは日本株の行方を握るもう一つのカギ、為替市場です。足もとの円高歩調で株式市場は上値の重い展開となっており、今後の円相場をどう読むかが重要なポイントとなります。「ドル高はピークアウトし、一時的に円安に戻ることはあっても円相場のトレンドは上向きに転換したと見るのが自然だ」と指摘するのは、大人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─米利上げ減速でメリット享受の不動産関連に注目!」の北浜氏。この記事は今週も多くの支持を集め、アクセスランキング4位に輝きました。

トレンドが円高方向とすれば日本株の上げ足は鈍いと予想されます。株価の上値を重くしている“蓋”のうち、米利上げとインフレ懸念については近く開きそうな期待感がありますが、為替相場の方は簡単ではないようです。ただ、為替の動きが緩やかなものであれば、市場の目は次第に外部環境の良さに向いてゆくのではないでしょうか。相場コラムは今週も大人気となり、すべての記事が上位ランキング入りとなっています。どの記事もお見逃しなく。

【杉村富生の短期相場観測】 ─パウエル議長の「クリスマスプレゼント」か?

【村瀬智一が斬る!深層マーケット】アルゴ発動によるショート中心の下落、押し目狙いのロングスタンス継続

武者陵司「ドル高がもたらす世界成長、ドル帝国循環の始動」

田部井美彦(内藤証券)が斬る ―どうなる?半年後の株価と為替―

富田隆弥の【CHART CLUB】 「円高懸念、調整入りポイントとして25日線を注視」

齋藤正勝の眼 from STOCKVOICE

今週のアクセスランキング首位を獲得したのは「上方修正“先回り”、23年3月期【業績上振れ】候補〔第1弾〕 <成長株特集>」。株価インパクトの大きい“業績上方修正”をいち早く予想した人気シリーズです。今回は23年3月期上期の決算発表から通期計画に対する進捗率が際立って高い銘柄をリストアップ。企業によって業績修正のタイミングに“癖”があることを踏まえ、前期もこの時期に上方修正した銘柄には「★マーク」を付与しました。

8日に配信した「上方修正“先回り”、23年3月期【業績上振れ】候補〔第2弾〕 <成長株特集>」も、週半ばの配信にもかかわらずあっという間に上位ランキング入りしています。成長株特集では先週配信の「7-9月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第4弾〕 34社選出 <成長株特集>」も多くの方に読み返され上位入りとなりました。

<割安株特集>では、「高配当利回り」銘柄特集が上位の常連に。「10万円以下で買える」シリーズも定番人気となっています。銘柄選択の参考になさってください。

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 12月7日版

12月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>

10万円以下で買える、高ROE&低PER 36社【プライム】編 <割安株特集>

10万円以下で買える、高ROE&低PER 32社【スタンダード】編 <割安株特集>

投資テーマ関連では、世界的に加速する「脱炭素」の流れを汲んで成長路線にある中小型株を厳選して紹介した「グリーン成長戦略に新局面、脱炭素テーマに乗る中小型株は出世株の宝庫 <株探トップ特集>」がアクセスを集め上位ランキング入り。12月に26社というIPOラッシュを総まとめした「師走IPOが本格スタートへ、26社の大量上場で個別重視の展開に <株探トップ特集>」も注目を浴びました。そのほか以下の記事が上位入りとなっています。

新時代の交通手段を革新、「MaaS」関連株に再浮上の時来たる <株探トップ特集>

繁忙期突入で快走する「カー用品」関連株、帰省シーズン控え大点検 <株探トップ特集>

ブーム続き好決算企業相次ぐ、「終活」関連株は本格評価のステージに <株探トップ特集>

「宇宙開発関連」が14位、ZOZO創業者・前澤氏の「重大発表」控え関心が向かう<注目テーマ>

「ドローン」が10位、「レベル4」解禁で関連株に視線集まる<注目テーマ>

株探プレミアム専用コラムは「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技 めそさんの場合」の第2回「苦手のまま→親から借金、『苦手回避』→7000万円の膨張」を配信。

新高値ブレイク投資からREIT(不動産投資信託)銘柄への集中投資で、資産を1000万円まで膨らませた後、そのすべてをリーマン・ショックで吹き飛ばしてしまった“めそさん(ハンドルネーム)”。株式相場の乱気流に飲まれ、300万円もの追証発生と“どん底”まで落ち込んだ“めそさん”を救ったのもまたREIT銘柄への投資でした。現在は運用資産7000万円まで復活を果たした“めそさん”のリベンジ劇と投資手法の改善策に注目。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でお読みいただけます。

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引け後の材料を一覧でチェックできる【明日の好悪材料】【サプライズ決算】は、今週もすべての記事がランクイン。上手に使えば大きな時短となる株探の看板記事です。今週配信した記事は以下の通りです。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月2日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月5日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月7日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月6日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月8日発表分)

★本日の【サプライズ決算】速報 (12月05日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (12月06日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (12月07日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (12月08日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (12月09日)

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