個人投資家・有限亭玉介:12月相場では上昇トレンド継続の銘柄群に注目【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2022年12月11日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2022年12月5日10時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

年末ラリーを阻む要因としては、やはり米経済の先行き不安でしょうか。インフレがピークアウトしたとの観測が強まる中で、景気後退への懸念が広がっています。雇用統計などのデータを参照しながら、来年の見通しも立てていきたいですな。

12月13日の米消費者物価指数(CPI)の発表、12月14日~15日のFOMCで政策金利の結果によっては、年末から来年にかけて相場が急転する可能性がありますが…強気のムードが継続するよう願っております。

それは岸田内閣発足の頃からのマザーズ指数を見ればおわかりのように、2021年10月以降、これまで長きに渡って、個人投資家好みの中小型株やIPOは目立った銘柄を除いで振るっておりません。その上で今年6月の607.33ポイントをつけてから下値を切り上げてきているものの、それでもまだ今一つ『熱』を感じられません。つまりは今年の個人投資家の大半はヤキモキとする状況を強いられたままだという事です。

その上で年末ラリーとなった折には、相応の『熱』を持った資金が中小型株と直近IPOに集まりやすいのでは…と見て、今回は上昇トレンドを継続させている銘柄をチェックして参ります。

まずは今年4月にもご紹介しました日本電波工業<6779>です。水晶デバイス専業メーカーとして世界的にも高い技術力を有しています。チャート(日足)は75日線を下値に上昇トレンドであり、年初来高値を更新しました。

11月10日の決算で増益・増配を発表した助川電気工業<7711>は、今年の5月にもご紹介致しました。コロナショックとなった20年3月に底を打って以降、長期で安定感のある上昇トレンドとなっています。半導体製造装置向け温度センサーを手掛ける同社は、半導体関連でありながら景気に左右されず底堅いのではないか…と注視しておりますよ。

非常勤医師紹介サイトを運営しているMRT<6034>は、6月18日のご紹介後から見事に上昇しました。11月29日には30円の特別配当を発表し、動意しております。業績好調で株主還元意識が高い企業は、しっかりと評価したいですねぇ。

ゲームソフトの受託開発を主力とするユークス<4334>は、メタバース関連としても思惑があります。9月9日の決算では業績好調で増配も発表しており、12月9日の決算発表後も値動きがどうなるか監視中。チャート(日足)は11月中旬から下値を切り上げると年初来高値を更新しております。

11月9日の好決算後に窓を開け動意したASTI<6899>は、ワイヤーハーネスの売上が好調となった模様。直近のチャート(日足)は25日・75日線から上放れすると、年初来高値となりました。PER・PBRが割安である点もチェックですな。

最後は車のボディコーティング材料を販売するKeePer技研<6036>です。11月10日の決算は第1四半期で過去最高益を記録すると、11月の既存店売上は11%増となりました。テレビ東京「カンブリア宮殿」への出演が新規顧客の獲得に繋がったようです。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

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