カラダノートが大幅続落、先行投資継続で第1四半期は営業赤字幅が拡大
カラダノート<4014>が大幅続落している。前週末9日の取引終了後に発表した第1四半期(8~10月)単独決算が、営業損益が5300万円の赤字(前年同期2300万円の赤字)となり、赤字幅が拡大したことが嫌気されている。
ストック事業である家族サポート事業の累計契約者数が順調に積み上がったことに加えて、ライフイベントマーケティング事業などフロー事業の新商材が好調に推移し売上高は4億6300万円(前年同期比2.1倍)となった。売上高の大幅な成長に伴い、売上総利益も増加したが、広告宣伝費の増加や事業拡大のための自社データベース拡充に向けた先行投資の継続などにより赤字幅が拡大した。
なお、23年7月期通期業績予想は、売上高16億6300万円(前期比27.3%増)、営業損益1億4200万円の赤字(前期2億500万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。