東京株式(前引け)=反落、米株安受け軟調も個別株物色意欲は旺盛

市況
2022年12月12日 11時48分

12日前引けの日経平均株価は前営業日比79円89銭安の2万7821円12銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は4億7946万株、売買代金概算は1兆1739億円。値上がり銘柄数は869、対して値下がり銘柄数は841、変わらずは126銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方から軟調な地合いとなった。前週末の米国株市場でFRBによる金融引き締めが長期化するとの見方が再び強まり、NYダウが300ドルあまりの下げをみせたことで、足もと買い手控えムードとなっている。今週は13~14日の日程でFOMCが開催されることから、これを前に積極的な買いが入りにくい。そうしたなかも個別株物色意欲は旺盛。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗している状態だが、わずかに値上がりが多くなっている。

個別では大商いのレーザーテック<6920>が1100円を超える大幅安、東京エレクトロン<8035>も軟調。ファーストリテイリング<9983>が売りに押され、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>も安い。トビラシステムズ<4441>が急落、鳥貴族ホールディングス<3193>も大幅安となった。半面、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株が物色人気、資生堂<4911>も上昇した。日本駐車場開発<2353>が急騰、gumi<3903>も値を飛ばした。コーセル<6905>、東京計器<7721>も大幅高。

出所:MINKABU PRESS

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