ジャムコ切り返す、エア・インディアが過去最大規模の航空機発注と伝わる
ジャムコ<7408>が朝安後、切り返した。米ボーイング<BA>や欧州エアバスに対する航空機の大型発注の動きが相次いで伝わっている。航空機向けの厨房設備などを手掛けるジャムコの株価の支援材料となったようだ。
11日の一部報道によると、エア・インディアはエアバスとボーイングに対し最大500機の旅客機を近く発注する見通しで、航空会社1社としての発注機数は過去最大級となるという。これに先立ち、米ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス<UAL>傘下のユナイテッド航空が、ボーイングの中型機「787ドリームライナー」の大型発注について近く発表する予定だとも伝わっている。
航空機関連株はこのほか、ナブテスコ<6268>や日機装<6376>が堅調。防衛費予算の増額に伴う新規需要への思惑も株価の支えとなったとみられている。