大盛工業が続伸、第1四半期営業利益は6.2倍で上期計画上回る
大盛工業<1844>が続伸している。9日の取引終了後に発表した第1四半期(8~10月)連結決算が、売上高12億7500万円(前年同期比26.9%増)、営業利益1億3300万円(同6.2倍)、純利益9900万円(同8.7倍)となり、上期計画の営業利益1億1100万円を上回って着地したことが好感されている。
主力の建設事業の損益が黒字に転換したことが牽引した。通信関連事業は不調だったが、不動産事業、クローゼットレンタル事業などのその他事業も堅調だった。
なお、23年7月期通期業績予想は、売上高65億100万円(前期比24.0%増)、営業利益3億4500万円(同10.0%増)、純利益2億6400万円(同3.6%増)の従来見通しを据え置いている。