東京株式(前引け)=186円高、米国株上昇を受け堅調推移

市況
2022年12月14日 11時49分

14日前引けの日経平均株価は前日比186円56銭高の2万8141円41銭。前場のプライム市場の売買高概算は5億687万株、売買代金は1兆3045億円。値上がり銘柄数は1142、値下がり銘柄数は579、変わらずは114銘柄だった。

日経平均株価は続伸。13日に発表された米11月消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.1%上昇と10月の7.7%から低下しインフレ懸念を後退させる内容だった。これを受け、NYダウは上昇した。この流れのなか、東京市場で日経平均株価は堅調に推移した。半導体関連などハイテク株が買われたほか繊維や鉄鋼株などが値を上げた。また、日銀が発表した12月の企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の業況判断指数(DI)はプラス7だった。9月調査のプラス8からやや悪化した。

個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>が高く、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>がしっかり。東レ<3402>が急伸し日本製鉄<5401>が値を上げた。半面、JT<2914>や三菱重工業<7011>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>が値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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