個人投資家・有限亭玉介:世情を読みながらテーマで絞り込む!監視を強める銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2022年12月18日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------

※2022年12月12日15時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

12月5日、ドローンの「レベル4」飛行が解禁されました。これは国の許可があれば住宅地などでもドローンを飛ばせるという最高位のレベルです。これにより労働力不足が深刻であった物流業界の構造は大きく変わるかもしれませんねぇ。日本には離島が多いですから、ドローンの活躍は期待されておりますな。

加えて同月6日には、経済産業省が温暖化ガス排出量を2050年を目処に実質ゼロにする目標へ向けた送電線整備計画の素案を発表した事も話題となりました。その投資額はなんと6兆~7兆円に及ぶとの事で、関連銘柄が物色されているようです。脱炭素という言葉もすっかり見過ごせないテーマになりましたなぁ。

電力の供給不安が話題になる昨今、再生可能エネルギーなども含めた電力に関する新しいニュースには注目したいところです。半導体などのデバイスや送電線に使われる材料の研究開発が進むに連れて、あたくし達の生活はもっと豊かになるはずですよ。そのような研究に励む企業を支えるのは、投資家としての使命と言えますな。

新しい法律が施行されて世の中が大きく変わるタイミングはワクワクしますねぇ。当然ながら新しい潮流に関連するテーマ性を持つ企業への期待も高まる事でしょう。今回は送電線やドローン等に関連したテーマをチェックして参ります。

商業用ドローンの製造販売を手掛けるACSL<6232 >は、「レベル4」解禁で思惑買いが入ったようです。12月6日には日本郵政キャピタルと物流専用ドローンに関する資本業務提携も好材料となりました。昨年より長期では下落基調が続いておりましたが、この法改正を機に中長期でトレンド転換するか監視を強めております。

パチンコ・ホール向け運用システム最大手であるダイコク電機<6430>は、スマートパチスロ関連として思惑がありますな。12月5日の上方修正でチャート(日足)は動意しました。強気の上昇トレンドで、どこまで下値を切り上げるか…。

政府が送電線整備計画を発表した事で電線事業を手掛けるJMACS<5817>が物色されたようです。防衛関連としてのテーマ性も持ち合わせており、業績堅調な小型株は上値が軽いと見ております。同じく、送電線工事を手掛けるETSホールディングス<1789>も12月7日の報道後に買われました。直近の決算も増益着地しており、時価総額が低めの銘柄でありながら洋上風力発電の分野では一目置かれているようですねぇ。底を打ったチャート(日足)はじわじわと切り上げています。その他に、変電市場でシェア74%を誇る高電圧電力ケーブル用コネクタ「SICONEX」を手掛ける昭電線HD<5805>、業績好調な電線大手のフジクラ<5803>は通信線の需要拡大が業績寄与している模様。

SMS送信サービス主力のファブリカコミュニケーションズ<4193>は、12月6日にApple Messages for BusinessからRCS・SMSへ代替手段を切り替えられるサービスを発表し好感されました。チャートは、75日線を下値に上昇基調で年初来高値を更新しております。

最後はAIを活用したアルゴリズムモジュールの開発等を手掛けるJDSC<4418>です。JERAと共同で太陽光発電の発電電力量を高精度で予測するシステムを開発したとの発表が好材料となりました。脱炭素や再エネのテーマは来年も注目ですな。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「ある」と共にお待ち申し上げております。

----

執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.