本日注目すべき【好決算】銘柄 伊勢化、ニューテック、ハニーズHD (22日大引け後 発表分)
12月22日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
伊勢化 <4107> [東証S] ★今期経常を16%上方修正・8期ぶり最高益、配当も35円増額
◆22年12月期の連結経常利益を従来予想の31.5億円→36.5億円に15.9%上方修正。増益率が17.1%増→35.7%増に拡大し、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。ヨウ素の国際市況が想定を上回る水準で推移していることに加え、円安効果なども寄与し、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の150円→185円(前期は120円)に増額修正した。
ニューテック <6734> [東証S] ★今期経常を15%上方修正・2期ぶり最高益更新へ
◆23年2月期の連結経常利益を従来予想の3.9億円→4.5億円に14.9%上方修正。増益率が33.9%増→53.9%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。注力分野である医療・監視カメラ向けストレージサーバーやアプライアンス製品の販売が好調なうえ、大型案件と新規案件の受注も順調に推移していることが寄与。電子部品の供給確保に一定のめどが立ったことや販管費の削減も上振れの要因となる。
ハニーズHD <2792> [東証P] ★上期経常を32%上方修正
◆23年5月期上期(6-11月)の連結経常利益を従来予想の25億円→32.9億円に31.8%上方修正。増益率が21.1%増→59.6%増に拡大する見通しとなった。商品価格の一部見直しを実施したものの客数や買い上げ点数への影響が軽微だったことに加え、行動制限の解除で外出需要が回復したことで、売上高が計画を上回ったことが寄与。定価販売の促進や値引きの抑制、アセアンでの安定した商品供給体制を維持したことも上振れにつながった。
株探ニュース