決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … スギHD、DCM、クスリアオキ (12月23日~29日発表分)

特集
2022年12月31日 9時40分

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から30日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2 ニイタカ <4465>

23年5月期の連結経常利益を従来予想の18.6億円→12.1億円(前期は18.5億円)に34.9%下方修正し、一転して34.8%減益見通しとなった。

▲No.3 スギHD <7649>

23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比6.8%減の223億円に減り、通期計画の310億円に対する進捗率は72.2%となり、5年平均の71.3%とほぼ同水準だった。

▲No.4 ファマライズ <2796>

23年5月期の連結経常利益を従来予想の15.6億円→13.7億円(前期は15.1億円)に11.7%下方修正し、一転して9.1%減益見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<3549> クスリアオキ  東P   -11.21   12/28  上期    57.70

<4465> ニイタカ    東P   -9.10   12/23  上期   -36.73

<7649> スギHD    東P   -8.14   12/27   3Q    -6.75

<2796> ファマライズ  東P   -5.41   12/29  上期   -30.47

<8217> オークワ    東P   -3.90   12/27   3Q   -57.41

<7447> ナガイレーベ  東P   -3.43   12/27   1Q   -31.06

<8155> 三益半導    東P   -2.82   12/27  上期    69.96

<7921> 宝&CO    東P   -1.96   12/27  上期    -1.51

<8168> ケーヨー    東P   -1.32   12/28   3Q    -2.69

<3050> DCM     東P   -0.74   12/28   3Q    -2.96

<2742> ハローズ    東P   -0.34   12/27   3Q    8.73

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした30日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。

「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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