キユーピーが急落、原材料高響き23年11月期最終益19%減を計画
キユーピー<2809>が急落している。10日取引終了後、22年11月期の連結決算発表にあわせ、23年11月期の最終利益が前期比18.9%減の130億円となる見通しを示した。大幅な減益見通しとなったことを嫌気した売りが膨らんだようだ。
主原料やエネルギー価格などの高騰が利益を押し下げる。一方、売上高は同5.5%増の4540億円を計画する。海外向けや市販用の売上高が伸長する見込み。業績予想の前提となる為替レートは期中平均で1ドル=135円、1人民元=20円に設定した。年間配当予想は前期比3円増配の50円とする。