バイク王が3日ぶり反落、23年11月期の最終減益予想を嫌気
バイク王&カンパニー<3377>が3日ぶりに急反落した。10日取引時間終了後、22年11月期の決算発表にあわせ、23年11月期の業績予想を開示。最終利益が前期比5.2%減の14億7000万円となる見通しを示した。これを嫌気した売りが膨らんだようだ。
売上高は同3.0%増の345億円を見込む。車両販売ではリテール台数が増加する半面、店舗開発による地代家賃や顧客情報管理(CRM)の強化によるシステム開発費などの管理費が増加し、利益を圧迫する要因となる。年間配当予想は、特別配当を含めた前期の水準と比べ6円増配の30円とする。
あわせて25年11月期を最終年度とする新たな中期経営計画も公表。25年11月期に売上高を395億円、経常利益を28億円、ROE(自己資本利益率)を20%前後とする目標を掲げた。