伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (1月12日記)
日経平均株価は、昨晩のNYダウが上昇した流れを映して、寄り付き値が上放れて始まる公算です。
寄り付きでの上放れは、最近の上昇が下降途中の動きではなく、下降の流れが終息した後の反発である可能性を示唆する動きです。
そのため、現在は11月24日以降の下げ幅全体の修正場面へ入っている可能性があります。
寄り付き後の価格が上昇する場合、2万7000円の節目程度まで上値余地が出てくるため、本日は積極的に上値を試す流れになることも考えられます。
寄り付き値が2万6500円前後から始まって、すぐに下げるなら、現在が12月8日以降の調整と同程度の調整を終了した後の下げ場面である可能性を残します。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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