ティアンドエス---2022年11月期は増収増益で過去最高収益を達成

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2023年1月16日 18時04分

ティアンドエス<4055>は13日、2022年11月期(2021年12月1日?2022年11月30日)の決算を発表した。売上高は前期比19.2%増の32.56億円、営業利益は同49.6%増の6.17億円、経常利益は同49.3%増の6.26億円、当期純利益は同49.5%増の4.40億円となり、売上・利益共に急伸し、いずれも過去最高を記録した。

企業活動において、在宅勤務やオンラインミーティングの活用、クラウドサービスの活用、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進など、ITの重要性や業務のIT化の流れがますます拡大する中、全てのカテゴリーにおいて受注が増加。前期比で増収増益を達成した。ソリューションカテゴリーの売上高は前期比15.6%増の24.29億円、半導体カテゴリーの売上高は同26.0%増の5.84億円、先進技術ソリューションカテゴリーの売上高は同44.9%増の2.42億円だった。ソリューションカテゴリーにおいては、主要取引先からの受託開発案件の受注が引き続き堅調に推移した。特に主要取引先である半導体メーカからの工場内システムの大型開発案件があったことが寄与した。半導体カテゴリーにおいては、好調な半導体市場を背景に主要取引先からの継続的な受注が順調だったことに加えて、さらなる増員要請があったことにより半導体工場における保守・運用サービスに係る派遣エンジニア数が堅調に推移したことが貢献した。先進技術ソリューションカテゴリーにおいては、AI関連の研究開発支援サービス、画像処理アルゴリズム開発などの継続受注や新規の外観検査システム開発が順調に推移した。特に、前期に引き続き堅調な日本電気株式会社等の既存取引先からの案件に加え、オムロン株式会社との取引が増えたことも売上を押し上げた。

同時に2023年11月期(2022年12月1日?2023年11月30日)の業績予想についても発表があった。売上高は前期比13.6%増の37億円、営業利益は同13.3%増の7億円、経常利益は同12.3%増の7.03億円、当期純利益は同12.5%増の4.95億円と、引き続き過去最高収益を更新する見通しとした。

《TY》

提供:フィスコ

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