本日注目すべき【好決算】銘柄 ティムコ、Sイノベ、アサヒ (19日大引け後 発表分)
1月19日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
ティムコ <7501> [東証S] ★今期経常は27%増益へ
◆22年11月期の経常損益(非連結)は1億1900万円の黒字(前の期は1400万円の赤字)に浮上して着地。続く23年11月期の同利益は前期比26.9%増の1億5100万円に伸びる見通しとなった。前期はコロナ禍で需要が低迷していたアウトドア衣料を中心に回復し、3期ぶりの黒字化を果たした。今期はアウトドア事業で自社ブランドの販売増加を目指すほか、フィッシング事業ではインターネットを活用した販売促進活動を引き続き強化する方針。
Sイノベ <4178> [東証G] ★前期経常を30%上方修正
◆22年12月期の連結経常利益を従来予想の1億2500万円→1億6300万円に30.4%上方修正。減益率が67.4%減→57.6%減に縮小する見通しとなった。11月に下方修正したクラウドインテグレーション事業の売上高が修正値まで悪化しなかったことに加え、システムソリューション事業で大型案件の売り上げが増加したことが上振れの要因。
アサヒ陶 <5341> [東証S] ★今期経常は黒字浮上へ
◆22年11月期の連結経常損益は1億5800万円の赤字(前の期は600万円の黒字)に転落したものの、続く23年11月期は8500万円の黒字に急浮上する見通しとなった。今期は既存事業で衛生陶器の販売拡大に加え、経費削減や生産性向上に注力するほか、新規事業である一般住宅向け太陽光発電システム及び蓄電池システム事業の販売活動などを進める計画。
株探ニュース