ラクオリアは大幅反落、胃食道逆流症治療薬テゴプラザンが中国で保険収載と発表も利益確定売り先行
ラクオリア創薬<4579>は大幅反落している。19日の取引終了後、同社が創出しライセンス先である韓国HKイノエン社を通じて中国シャンドン・ルオシン・ファーマシューティカル・グループに導出した胃食道逆流症治療薬テゴプラザンについて、中国における公的医療保険で日本の保険収載にあたる国家基本医療保険の償還対象となることが決定されたと発表。ただ、株価は前日に急上場していただけに、この日は利益確定売りが先行しているようだ。
なお、ラクオリアはHKイノエン社とのライセンス契約に基づき、開発段階の進捗に応じた開発マイルストンと販売後の売上高に応じたロイヤルティーなどでHKイノエン社が得る収益の一定割合を受け取る権利を保有しているが、同件による一時金はないという。