株価指数先物【昼のコメント】 12月日銀会合による急落前の水準を上回る

市況
2023年1月24日 12時18分

日経225先物は11時30分時点、前日比460円高の2万7340円(+1.71%)前後で推移。寄り付きは2万7170円とシカゴ日経平均先物清算値(2万7155円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。直後に付けた2万7160円を安値にリバウンド基調が強まり、終盤にかけて上げ幅を広げると、昨年12月の日銀会合後の急落前(2万7310円)の水準を上回ったことから、ショートカバーの動きが活発化した。

日経225先物は寄り付き後まもなく2万7200円を回復するなど、ショートカバーが強まった。米国市場で大型テック株や半導体株が買われた流れから、東京エレクトロン <8035> [東証P]、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]などが指数をけん引。日経平均型優位の展開のなか、NT倍率は先物中心限月で13.84倍辺りに位置する25日移動平均線を突破し、一時13.88倍まで上昇する場面があった。

なお、日経225先物は昨年12月の日銀会合後の急落前の水準を回復したことにより、ショートカバーが強まりやすい。一方で、いったんは達成感も意識されやすい水準であろう。26週線が2万7260円辺りに位置しているため、同線を上回って推移するようだと、ショートカバーを狙ったロングの動きも入りやすいだろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.