日本電技が反発、第3四半期は2ケタ営業増益で着地
日本電技<1723>が反発している。25日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年4~12月)連結決算が、売上高200億5600万円(前年同期比4.0%増)、営業利益21億1200万円(同19.1%増)、純利益15億400万円(同3.6%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。
主力の空調計装関連事業で、事務所及び宿泊施設向け新設工事などが増加した一方、既設工事で研究施設及び放送施設向け物件が減少した。ただ、産業システム関連事業で、電気工事及び産業用ロボット関連工事などが増加したことが売上高・利益を押し上げた。
なお、23年3月期通期業績予想は、売上高335億円(前期比5.8%増)、営業利益41億円(同0.6%増)、純利益28億7000万円(同5.3%減)の従来見通しを据え置いた。