アイサンテクが大幅反発、愛・地球博記念公園で自動運転の実証実験を実施へ
アイサンテクノロジー<4667>が大幅反発している。午前11時ごろ、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)において、自動運転の社会実装を見据えた実証実験を実施すると発表したことが好感されている。
同実証実験は、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(東京都千代田区)を幹事会社とする共同体で愛知県より委託を受けて実施するもので、公園内で「園内バスルートでの自動運転バスによる運行」をテーマに、公園利用者などの移動手段を想定した実証実験を行うという。実施期間は2月10日から14日までの4日間。今回の実証実験では、園内バスと同型の大型バスによる自動走行を初めて実施するほか、AI映像解析技術を活用し、園内の歩行者に対して音声によるバスの接近の注意喚起を実施。更に複数のカメラ映像を5Gにより伝送し、遠隔管制者がルート上の危険を検知し、遠隔管制室と車両との間でコミュニケーションを取り、事故を防ぐことに取り組むとしている。