トラースOPはカイ気配、加賀電子に電力削減ソリューションを提供
トラース・オン・プロダクト<6696>がカイ気配を切り上げている。同社は26日取引終了後、自社開発した人工知能(AI)による電力削減ソリューション「AIrux8」の国内最初の販売パートナーとして、今月から加賀電子<8154>に提供を開始すると発表。これが材料視されているようだ。
「AIrux8」は、人感センサーを組み込んだ「Node(ノード)」と呼ばれる集中コントローラー装置を通して、施設内の混雑状況や不在状況などのデータを取得し、AIで解析。状況に応じて、施設内に設置されたIoT照明設備と通信し、各照明のエリアグループごとに時間帯、営業稼働日、季節により照明の明るさを自動制御する。既に東南アジアを中心にDBS銀行、ホテル・オフィスビル・商業施設などへの導入を進めており、日本市場に向けた展開も検討していた。