決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 東電ＨＤ、京セラ、住友化　(2月1日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の1月31日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　イーガーディ <6050>

23年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比11.3％減の4.7億円に減り、10-3月期(上期)計画の12.4億円に対する進捗率は38.6％にとどまり、5年平均の51.6％も下回った。

▲No.2　ビプロジー <8056>

23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比0.5％減の135億円となり、通期計画の200億円に対する進捗率は67.9％となり、前年同期の66.6％とほぼ同水準だった。

▲No.4　住友化 <4005>

23年3月期の連結最終損益を従来予想の1050億円の黒字→トントン(前期は1621億円の黒字)に下方修正した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6050> イーガーディ 　東Ｐ 　 -14.68 　　2/ 1　　　1Q　　　-11.30

<8056> ビプロジー 　　東Ｐ　　 -9.32 　　2/ 1　　　3Q　　　 -0.89

<4847> インテリＷ 　　東Ｐ　　 -9.01 　　2/ 1　　上期　　　 65.13

<4005> 住友化 　　　　東Ｐ　　 -8.65 　　2/ 1　　　3Q　　　-54.77

<9412> スカパーＪ 　　東Ｐ　　 -6.99 　　2/ 1　　　3Q　　　 -1.59

<7518> ネットワン 　　東Ｐ　　 -6.29 　　2/ 1　　　3Q　　　 51.73

<7575> 日本ライフＬ 　東Ｐ　　 -6.21 　　2/ 1　　　3Q　　　　5.09

<9501> 東電ＨＤ 　　　東Ｐ　　 -5.36 　　2/ 1　　　3Q　　　　赤転

<6368> オルガノ 　　　東Ｐ　　 -5.18 　　2/ 1　　　3Q　　　 65.10

<9682> ＤＴＳ 　　　　東Ｐ　　 -4.72 　　2/ 1　　　3Q　　　　8.27

<7173> 東京きらぼし 　東Ｐ　　 -4.10 　　2/ 1　　　3Q　　　 51.21

<6471> 日精工 　　　　東Ｐ　　 -3.57 　　2/ 1　　　3Q　　　　2.77

<7981> タカラスタ 　　東Ｐ　　 -3.32 　　2/ 1　　　3Q　　　-25.13

<6971> 京セラ 　　　　東Ｐ　　 -2.94 　　2/ 1　　　3Q　　　 -0.21

<3191> ジョイ本田 　　東Ｐ　　 -2.90 　　2/ 1　　上期　　　　0.47

<4739> ＣＴＣ 　　　　東Ｐ　　 -2.50 　　2/ 1　　　3Q　　　-21.72

<5367> ニッカトー 　　東Ｐ　　 -1.70 　　2/ 1　　　3Q　　　 12.80

<7962> キングジム 　　東Ｐ　　 -1.23 　　2/ 1　　上期　　　　赤転

<6678> テクノメデカ 　東Ｐ　　 -1.15 　　2/ 1　　　3Q　　　-15.67

<6806> ヒロセ電 　　　東Ｐ　　 -1.07 　　2/ 1　　　3Q　　　 27.41

<7459> メディパル 　　東Ｐ　　 -0.64 　　2/ 1　　　3Q　　　 -3.73

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。

「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース