ジーテクトが急落、得意先の減産など響き23年3月期業績予想を下方修正
ジーテクト<5970>が急落している。前週末3日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を3240億円から3110億円(前期比31.5%増)へ、営業利益を141億円から103億円(同5.8%減)へ、純利益を115億円から76億円(同14.4%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
北米における半導体影響や中国の新型コロナウイルス再拡大などにより、得意先である自動車メーカーの更なる減産に加えて、急激な生産変動による固定費負担や円高進行などが要因としている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高2357億900万円(前年同期比41.2%増)、営業利益102億1800万円(同54.9%増)、純利益84億500万円(同55.5%増)だった。