<動意株・6日>(前引け)=ユニネク、デコルテHD、タムラ 

材料
2023年2月6日 11時36分

ユニフォームネクスト<3566>=商い急増で一時ストップ高。同社は主に中堅事業者を対象に飲食や医療分野などをはじめ業務用制服の販売を行っている。主力は飲食店向けだが、コロナ禍の影響一巡で収益環境が追い風に変わっている。前週末3日取引終了後に発表した22年12月期決算は売上高が前の期比24%増の63億3300万円、営業利益が同13%増の4億100万円と2ケタ増収増益を達成した。更に23年12月期は売上高が前期比22%増の76億9600万円、営業利益は同25%増の5億200万円予想と大幅な収益成長が続く見通しにあり、これを受けて上値を見込んだ買いが流入した。なお、同社の今期配当は3円を計画するが、昨年末に株式4分割を発表しており、実質増配となる点も評価材料に。

デコルテ・ホールディングス<7372>=マド開け急伸。フォトウェディングを主力展開するが、新型コロナウイルスの影響が一巡しブライダル需要は回復傾向にあり、同社の収益環境に追い風が吹いている。前週末3日取引終了後に発表した23年9月期第1四半期(22年10~12月)決算は営業利益が前年同期比14%増の5億3900万円と2ケタの伸びを達成した。また、同日に発表した23年1月の月次売上高は前年同月比19.3%増と2割近い伸びを確保、これを材料視する投資資金の流入を誘っている。

タムラ製作所<6768>=大幅高で続伸。同社はトランスやリアクターの大手メーカーで、次世代パワーデバイスとして注目される酸化ガリウムパワー半導体などへの取り組みでも先駆している。足もとの業績も急回復局面に入っている。前週末3日取引終了後に発表した23年3月期第3四半期(22年4~12月)決算は営業利益が前年同期比7.1倍の31億4400万円と大幅な伸びを達成した。産業機械向けやエアコン向けにトランスやリアクター需要が旺盛で収益を押し上げており、これを好感する買いが集中した。なお、通期営業利益については前期比2.9倍の45億円を予想している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.