ロイヤルHDが大幅反発、22年12月期業績は計画上振れで着地
ロイヤルホールディングス<8179>が大幅高で3日ぶりに反発している。前週末3日の取引終了後、集計中の22年12月期連結業績について、売上高が1020億円から1040億円(前の期比23.8%増)へ、営業利益が17億円から21億9000万円(前の期73億6600万円の赤字)へ、純利益が4億円から27億5000万円(同28億7300万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視されている。
全国旅行支援や海外からの入国制限緩和などが下支えとなったことに加えて、3年ぶりに行動制限のない環境下で迎えた年末期間に帰省や観光による都道府県をまたぐ移動が活発となったことから、回復が遅れていたホテル事業や空港ターミナル店舗も好調な売上高となったことが要因。また、各事業セグメントで高付加価値商品の提供や販売価格の改定を行ったことも寄与した。