JFEが急反落、今期最終益予想の下方修正と期末減配見通しを嫌気
JFEホールディングス<5411>が急反落。6日の取引終了後、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。売上収益の見通しを5兆2600億円から5兆2000億円(前期比19.1%増)に、最終利益の見通しは従来の1550億円から1500億円(前期比47.9%減)に下方修正した。また、未定としていた期末配当予想は前期末比50円減配の30円(年間配当予想は前期比60円減配の80円)とした。これらを嫌気した売り注文が膨らんでいる。
鉄鋼事業での減産によるコスト増や、エンジニアリング事業における欧州の個別工事損益の悪化の影響などを業績予想に反映した。4~12月期の売上収益は前年同期比26.2%増の3兆9085億8800万円、最終利益は同35.5%減の1439億4000万円だった。
最終更新日:2023年02月07日 09時30分