ミラースHD急反落、4~12月期営業大幅減で今期計画達成に懸念
MIRARTHホールディングス<8897>が急反落。6日の取引終了後に23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の決算を発表し、営業利益は前年同期比61.1%減の22億500万円と大幅減益で着地。今期予想(119億円)に対する進捗率が18.5%と低いことから、業績計画の達成を懸念した売りが出ている。
売上高は同5.0%減の950億8100万円だった。底堅い住宅需要を背景に主力の不動産事業は好調だったものの、発電した電力を電力会社に売却するエネルギー事業やファンド運用の受託を手掛けるアセットマネジメント事業の収益減少が響いた。なお、通期見通しは据え置いている。