ロジスネクスは後場上げ幅拡大、海外事業好調で第3四半期営業利益2.6倍
三菱ロジスネクスト<7105>は後場上げ幅を拡大している。午後1時30分ごろに発表した第3四半期累計(22年4~12月)連結決算が、売上高4409億5800万円(前年同期比30.9%増)、営業利益76億2400万円(同2.6倍)、純利益28億8100万円(同8.3倍)と大幅増収増益となったことが好感されている。
年度前半の部品欠品のための出荷不足により国内事業は苦戦したが、米州や欧州を中心とした販売台数の増加に加えて為替の円安影響が追い風となり、海外事業が好調に推移した。特に米州では、販売子会社のレンタル事業の好調や価格改定効果が利益を押し上げた。
なお、23年3月期通期業績予想は、売上高6100億円(前期比31.1%増)、営業利益115億円(同3.2倍)、純利益35億円(同4.9倍)の従来見通しを据え置いている。